柏・松戸の歯周内科治療なら
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△:9:30~13:00、14:30~18:30
休診日:木曜午後・日曜午後
歯周病とは歯周ポケット(歯と歯ぐきの間にある溝)に歯周病菌が繁殖して毒素を出し、歯ぐきやあごの骨といった歯を支えている組織が破壊される病気です。歯周病を改善させるためには、その原因となる細菌を殺菌したり取り除いたりする治療が必要となります。
当院では飲み薬(抗生物質)を使った「歯周内科治療」に力を入れて取り組んでいます。歯周内科治療とは、飲み薬を使って歯周病菌を減らす治療方法です。症状の改善だけでなく、歯周病を引き起こす根本原因である「歯周病菌」を体の中から減らすことにより、治療後の再発が少ないというメリットもあります。
また歯ぐきの腫れや化膿、出血といった急性の症状を抑える効果もあるため、歯周内科治療を行えば、手術のような患者さまのお身体への負担が大きな治療をしなくても済むことが多いのです。
歯周病によって歯ぐきやあごの骨が破壊されると、炎症を起こした歯ぐきの血管から歯周病菌が血液中に入り込み、「菌血症」と呼ばれる疾患を引き起こす原因にもなります。この菌が全身を巡ってしまうと、糖尿病やアルツハイマー病、心臓病、早産などのリスクが高まることがわかっています。歯周内科治療の実践によって、歯周病が原因で発症する「菌血症」のリスクを低くする効果も期待できるのです。
このように、お口の中にいる歯周病菌の数を減らす歯周内科治療は、全身の健康を保つことにもつながる治療方法です。当院の院長は、これまでに100症例以上(※)の歯周病治療に携わってまいりました。歯周病でお悩みの患者さまは、ぜひ一度当院にご相談ください。
※2019年現在
治療名:歯周内科治療
治療の説明:抗生物質などの薬剤を内服して行う歯周病の内科的治療法です。
治療のリスクや副作用:抗生物質のため、人によってはアレルギー反応が起こる場合があります。
治療の価格:約68,500円~183,000円(税抜)(お口の中の状態により治療費は変わります。あらかじめご了承ください。)
皆さまのお口の中には、今この瞬間にもなんと300種類以上の細菌が存在しています。「歯周病菌」と呼ばれる細菌も、実は何種類もあるのです。お口の中にどんな種類の歯周病菌がいるのか、またどのくらいの数がいるのかは人によって異なり、その状況によって歯周病へのかかりやすさも左右されます。
そのため一口に「歯周病菌を減らす」と言っても、どの菌にどんなアプローチをすると効果的なのかということは、患者さま一人ひとりで異なります。そこで当院では一般的な歯周病検査の他に、患者さまのお口にいる歯周病菌の種類や数を特定する検査を実施。その結果をもとにして、歯周病治療を進めてまいります。
お口の中のプラーク(歯垢)を少しだけ採取し、顕微鏡で拡大して細菌の様子を見ていきます。位相差顕微鏡を使用すれば、モニター画面で実際に確認しながら、歯周病菌・虫歯菌・真菌(カビ菌)の種類や多さを調べることが可能です。プラークを採取するだけですので、検査の時に痛みをともなうことはありません。
位相差顕微鏡の検査だけでは、大まかな菌の種類と数しかわかりません。そこで当院では位相差顕微鏡に追加し、「リアルタイムPCR検査」と呼ばれる歯周病菌のDNA検査も実施しています。この検査では、顕微鏡による検査だけではわからない、歯周病菌の種類や比率、数を調べることが可能です。
「リアルタイムPCR検査」は、歯と歯ぐきの間に「ペーパーポイント」と呼ばれる細い「こより」のようなものを挿入し、30秒ほど置いておくだけの検査なので、痛みを感じることもなく短時間で実施できます。
このように詳しい検査を実施し、その結果をもとに最も効果が出やすい方法で治療を行っていくため、症状が早期に改善しやすくなります。また歯周病菌の数が把握できるので、治療前と治療後でその数が減少していることを、数字で確認できるのも大きなメリットです。治療後の定期メインテナンス時にも同様の検査を行えば、菌が増殖していないかを確認できるため、歯周病の再発を防いだり早期の対応ができるようになります。
歯周病の治療を長年続けているのに、なかなか症状が改善しないという方も、ぜひ一度当院にご相談ください。原因となる歯周病菌の種類や数を確認してから治療を行う当院なら、きっと皆さまのお役に立てると思います。
治療名:唾液検査
治療の説明:唾液中に含まれる虫歯や歯周病の原因菌の数や種類を調べる検査。検査結果により、虫歯の原因やリスクがわかります。
治療のリスクや副作用:検査前は食事・喫煙・歯磨きを控えていただく必要があります。検査前は運動を控えていただく必要があります。検査中に咀嚼の刺激で出血する可能性があります。
治療の価格:15,000円(税別)
歯周内科治療は確かに効果の大きい治療方法ですが、中にはそれだけでは容易に改善しないような、重症かつ難しい症例も存在します。そうした症例の場合、当院では「歯周外科治療」「歯周再生療法」も実施しています。
まず歯周内科治療を行った後で、歯周病の原因となる歯の汚れ(プラークや歯石)を取り除く処置を行います。歯周病の改善には、ここで取り残しのないように、しっかりと汚れを除去することが重要です。
重症化した症状の場合は、歯ぐきを切開する「フラップ手術」を行い、歯の根っこの奥の部分にこびりついた汚れまで、目で確認しながらしっかりと落としていきます。また歯を支えている歯周組織(歯ぐきやあごの骨)を再生する「歯周再生療法」や、炎症を落ち着かせる効果の大きい、「レーザー」と用いた治療も実施。患者さま一人ひとりのお口の状況に合わせ、さまざまな治療の選択肢をご用意している当院では、重症化したケースでも歯を抜かずに済んだり、歯周病を悪化させずに済んだりする可能性が大きくなります。
症状がなかなか改善せずにお悩みの方、歯を「抜くしかない」と言われたことのある患者さまも、ぜひお気軽にご相談ください。
※「歯周外科治療」「歯周再生療法」は保険診療です
歯周病の直接の原因は、お口の中にいる歯周病菌です。しかし症状を悪化させる原因は他にもあります。例えば噛み合わせが悪い場合、あごの骨に過度の負担がかかってしまい、歯周病菌による骨の破壊をよりいっそう進行させてしまうことがあるのです。
当院の院長は大学院で、「顎口腔機能(がくこうくうきのう)治療学講座」という研究室に在籍していました。この研究室は入れ歯やお口の「噛む」機能と、身体全体の機能の関係について、さまざまな研究・治療を行っているところです。
ここに在籍していた院長は、いわば噛み合わせを特別に学んだ「噛み合わせのプロ」です。豊富な経験をもとに、歯周病の改善に必要な噛み合わせの治療もあわせて行っていますので、どうぞ何でもご相談ください。
またお口の中にある被せ物が歯に合っていないと汚れが溜まりやすくなり、歯周病を悪化させる原因となります。被せ物の不具合を解消する治療を行うことで、歯周病の改善につながるケースもあるのです。
このように当院ではひとつの原因からだけではなく、多方面から歯周病を引き起こしている原因について考え、治療を進めてまいります。その上で、より症状が改善しやすい治療方法をご提案していきますので、歯周病にお悩みの方はぜひ当院におまかせください。
歯周病は細菌による感染症ですが、同時に生活習慣病の一種でもあると言われています。一度治療が終了しても、適切なケアや生活習慣の見直しを行わないと、再発するリスクの大きい病気です。歯周病の治療は「症状が改善したらそれでおしまい」にはなりません。その改善した状態を維持するために、メインテナンスを続けることが大切なのです。
当院ではお口の健康を末永く維持できるよう、再発防止にも力を入れて取り組んでいます。メインテナンスを行う歯科衛生士は担当制をとり、同じ衛生士が一人の患者さまをずっと担当いたします。そのためお口の中の小さな変化にも気づきやすく、患者さまそれぞれの状況に合わせた、きめの細かい治療と生活指導を行うことが可能です。
毎日きちんと歯を磨いているつもりでも、歯並びやブラッシング時のクセなどで、どうしても磨き残しの出やすい部分というものがあります。当院では磨き残しをしやすい箇所はどこなのかが一目でわかるように、薬剤を使った染め出し検査を実施。磨き残したプラーク(歯垢)を赤色に染め出して、うまく磨けていない箇所をチェックし、なぜそこが磨きづらいのかという原因を把握した上で、より効果的な歯磨き方法をお教えしています。
歯周病菌を殺菌できるお薬を入れたマウスピースを一定時間お口に装着し、歯の表面にいる歯周病菌を除菌する治療方法です。単に除菌をするだけでなく、歯周病菌が再びお口の中に住みつくのも防げるため、再発予防のためにもおススメしています。
皆さまのお口の中には、たくさんの細菌が存在しています。その中には虫歯菌や歯周病菌といった悪玉菌のほかに、乳酸菌のような善玉菌もいるのです。歯周病を防ぐには、悪玉菌を減らして善玉菌を増やすことも重要です。善玉菌を増やして細菌環境を整えることを、「プロバイオティクス」と言います。
当院ではこの「プロバイオティクス」を導入。生きた善玉乳酸菌「ラクトバチルス・ロイテリ菌」を摂取することで歯周病菌などの悪玉菌の作用を抑え込み、歯周病の再発予防をはかっています。
また善玉乳酸菌を取り入れると、お口の環境が整うだけでなく、全身の免疫力を高める効果も期待できます。歯周病も感染症の一種ですので、全身の免疫力を高めることが、歯周病菌への抵抗力を高めることにもなるのです。
治療名:3DS(マウスピース除菌療法)
治療の説明:3DS専用の薬剤をマウスピースに入れて歯に装着することで、虫歯や歯周病の原因となる菌を減少させる方法。悪い菌の定着を抑える効果もあり、虫歯や歯周病のリスクが高い方におすすめの治療です。
治療のリスクや副作用:・クロルヘキシジン配合の薬剤により、アレルギー症状がでる可能性があります。(発生頻度は極めて低いですが、お薬のアレルギーがある方は事前に申請してください。)薬剤の使用により、歯の表面に着色する可能性があります。予防効果は一生続くものではありません。再感染する可能性もあります。
治療の価格:30,000円(税別)
治療名:プロバイオティクス治療「バイオガイア」
治療の説明:お口の中の細菌バランス(悪玉菌と善玉菌)を整え口腔内の改善を図ります。
治療のリスクや副作用:
治療の価格:2,750円(税別)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | △ | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ○ |
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午前:9:30~12:30
午後:14:30~19:00
△:9:30~13:00、14:30~18:30
休診日:木曜午後・日曜午後